コラムアーカイブ

スマホの画面に「ソフトウェアアップデート」や「システムアップデート」の通知が出ることがありますよね。

スマホの空き容量がないから、通信料を消費してしまうから、なんとなく面倒くさいから…とアップデートを放置していませんか？

スマートフォンやコンピュータには、バグや設計ミスが原因のセキュリティの不備があり、これを「脆弱性（ぜいじゃくせい）」といいます。各メーカーは、定期的に、脆弱性をふさいだ最新バージョンのOSを出すことで対策しています。

OSが古いバージョンのままスマホを使っていると、脆弱性を攻撃者に利用され、不正アクセスされたり、パスワードやIDを盗まれたりする恐れがあり、とても危険です。

アップデートをしないままスマホを使うのは、家の壁に穴が空いていたり、自転車のカギが壊れたまま使っているのと同じです。

OSのアップデートは、通知が来たら必ず行うようにして、安全にスマホを使いましょう！スマホの設定で、システムアップデートを自動的に行うようにしておくのも有効です。

NISC　OSやソフトウェアは常に最新の状態にしておこう
https://www.youtube.com/watch?v=2B5cTyk7qbU

パソコンはウイルスに感染していないし、言われたとおりにしてはいけません。また、表示されている電話番号に電話をかけないでください。警告音が鳴っていても、ブラウザを閉じ、閉じることができない場合は、パソコンをシャットダウンしてください。マイクロソフト社の公式サイトも参考にしてください。

主要なOS、ソフトウェアのアップデート情報は、NISCのTwitterでもお知らせしています。ぜひチェックしてくださいね。

内閣サイバー(注意・警戒情報)
https://twitter.com/nisc_forecast

スマホのOSだけではなく、会社のパソコンで使うソフトウェア、ご家庭で使うWifiルータなども、バージョンが古いと脆弱性があり、そのままにしておくと、攻撃される危険性があります。こちらも定期的にアップデートを確認し、最新の状態にしておきましょう。

主要な製品の脆弱性は、下記のサイトを参考にしてください。

IPA　重要なセキュリティ情報

https://www.ipa.go.jp/security/security-alert/index.html

（文章担当：サイバーアッシュ）