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Windows 8.1のサポート終了に関する記事が公開されています。

OS（オペレーティングシステム）は、WindowsやMacOS、iOSやAndroidなど、パソコンやスマートフォンなどのコンピュータを動かすための基本ソフトウェアと呼ばれるソフトウェアです。今回はWindows OSのサポート切れについての話しです。

• ◆ サポート切れは買い替えタイミングの一つ

  みなさんは、どんなタイミングや理由でパソコンを買い替えていますか？

  タイミングとしては、壊れて起動しなくなったなどの「故障」、処理が遅いなどの「パフォーマンスへの不満」、そして、アップデートが配信されなくなる「サポート切れ」などがありますね。

  「まだ動くからサポート切れでは買い替えない」と言う人がいると思いますが、セキュリティリスクの観点からサポート切れのまま利用しないようにしてください。

  最近では、サポート切れが原因でウェブサービスが使えない場合も増えてきています。サポート切れが近づくタイミングで、新しいバージョンへの更新やパソコンの買い替えを必ず検討してください。

• ◆ Windows 8.1のサポートが終了予定

  2023年1月10日にWindows 8.1のサポートが終了します。サポート終了日以降は、マイクロソフトの窓口でWindows 8.1に関する相談などのサポートが受けられなくなり、セキュリティアップデートも提供されなくなります。

  パソコンにセキュリティアップデートが提供されなくなると、マルウェア感染による個人情報漏洩や金銭的被害の発生などのリスクが高まります。今後どんな攻撃方法が見つかるか分かりません。動くからと言って脆弱性対策となるセキュリティアップデートが提供されないパソコンを使い続けることは、サイバー攻撃やサイバー犯罪からの防犯の観点で危険な行為です。

  自分がサポート切れのOSを利用していないか、自分のOSがいつサポート切れになるか把握しておきましょう。

  • Windows 8.1は、2023年1月10日※

  • Windows 10は、2025年10月14日※

  • Windows 11は、未定（最終バージョン公開後に決定）

    ※最新バージョンを適用した状態に限りサポートされる

• ◆ Windows 8.1向けのソフトウェアもサポート終了予定

  Windows 8.1向けのソフトウェアも、Windows 8.1のサポート切れのタイミングで、同じようにサポートを終了する製品がありますので注意が必要です。

  ウェブサイトやウェブサービスを利用するためのソフトウェア「ウェブブラウザ」も、Windows 8.1向けにはアップデートされなくなる予定です。マイクロソフトのEdgeとGoogleのChromeは、1月にリリースされるバージョンを最後に、新しいバージョンが配信されなくなります。

  特定のウェブサービスでは、サービス品質の確保のためにサポートするウェブブラウザ名やバージョンを公表しています。そのようなウェブサービスでは、サポート対象外のブラウザからアクセスされた場合、「ご利用のブラウザはサポートしていません」という画面を表示して利用させない場合があります。

  サポート切れパソコンを使い続けると、パソコンは動いているのにウェブサービスが使えないという不便な状況にいずれなると想定して、早めにOSのバージョンアップや買い替えを検討すべきと認識しておきましょう。

• ◆ 年末年始のタイミングで確認や買い替えを

  自分が使っているWindowsのバージョンが分からなければ、年末のうちに確認して、気持ちよく新年を迎えましょう。OSの確認方法は、下記ご参考のマイクロソフト「使用中の Windows オペレーティング システムのバージョンを確認する」をご確認ください。

  もし、ご利用のWindowsがWindows 10や11でなければ新しいパソコンへの買い替えを検討してください。パソコンの性能次第でWindows 10や11のソフトウェアを買ってインストールできる場合もありますが、インストールが難しいと思う場合は買い替えをオススメします。

  みなさま、良いお年をお迎えください。