サイバーセキュリティ月間

2021年2月8日(月) 

インターネットを使いこなすには?

 内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター
 副センター長・内閣審議官   山内   智生

 

   今年もサイバーセキュリティ月間が始まりました。月間の標語は「サイバーセキュリティは全員参加」であり、サイバーに関わる方誰もがサイバーセキュリティの確保を当たり前のこととしてやっていただく姿を目指しています。
 
   昨年と今年の大きな違いは、コロナ感染症の拡大の中で、生活や経済のあらゆる姿が変わり、テレワークや遠隔授業のようにインターネットを使う場面が当たり前のものになったこと、そしてこの9月に発足予定のデジタル庁の下で我が国全体を誰も取り残さずにデジタル化の恩恵が受けられるための取組が進められていることです。
 
   このデジタル化による恩恵をしっかりと受けるためにも、その環境を安心して安全に使うための仕組みや必要な取組を日頃から進めておくことが重要です。これこそがサイバーセキュリティの確保なのです。
 
   この月間の取組を特に知っていただきたい対象の一つは、スマートフォンやPCなどを学校や家庭で使い始めた方々です。昨年度来、政府は子供たち一人ひとりに個別最適化され、創造性を育む教育ICT環境の実現に向けて「GIGAスクール」の取組を始めました。授業や学校生活に必要なことを学ぶだけではなく、自分が興味を持ったことを調べ、そして何か新しいアイデアを生み出す手段として、生徒、児童の皆さんがこれらの端末を使いこなすことが期待されています。そして、皆さんがICT(情報通信技術)を適切・安全に使いこなすことができる情報活用能力を持つことも期待されているのです。
 
   インターネットは、世界中のコンピュータに一瞬にして繋がり、時間や空間を気にすることなく、様々な情報を見ることができるという特徴を持っています。行ったことも見たこともない場所でも、その写真や記録で詳しく見ることができます。わからないことも検索すればその意味を簡単に調べられます。しかし、忘れてはならないのは、その時、皆さんも世界中から見られているということです。その中には、皆さんに危険をもたらす人間も混じっているかもしれません。
 
   だからといって、インターネットを使うな、ということにはなりません。もはや、私たちの生活にインターネットは不可欠なものです。サイバーセキュリティの点から見ると、「正しく恐れて欲しい」のです。むやみに怖がることなく、しかし、何の用意もなく漫然と使い続けることもなく、賢くインターネットを使いこなせるようになることを心から期待しています。
 

※記載内容は執筆者の知見を披露されているものであり、著作権は本人に帰属します。







 

 

 

  

 

 
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