サイバーセキュリティ月間

2018年3月1日(木) 

モノづくり×セキュリティに触れる地域の場づくりと次世代につなげるエコサイクル

 富士通株式会社
 セキュリティマイスター  佳山 こうせつ

 

 
■ 私の2017 年場作りチャレンジ
・ 愛媛県警さん、愛媛大学さんセキュリティハンズオンセミナー(愛媛)
・ セキュリティミニキャンプ(京都、神戸、山梨、宮崎、広島、沖縄)
・ セキュリティジュニアキャンプ(高知)
・ セキュリティコアキャンプ(東京)
・ SECCON Beginners(長野、広島、仙台、東京、鹿児島、長崎)
・ 石川高専さんセキュリティハッカソン(石川)
・ SecHack365(福岡、北海道、大阪)
・ 名古屋工業大学さんで講義(愛知)
・ 中央大学さんで講義(東京)
・ 東京電機大学さんで講義(東京)
・ 千葉県警さんのお招きで講義(千葉)
・ 福島県警さんのお招きで講義(福島)
 
 昨年は、私の土日がセキュリティに触れていただく地域の”場”づくりで埋まる、とても幸せな一年となった。特に、モノづくりに必要なセキュリティにこだわった。
 
 全国津々浦々でモノづくりとセキュリティに触れることができる道場のような場づくりをして、そういった場を次世代につなげる地域のエコサイクルにする。
 
 そんな取り組みだが、ここで一言だけ触れておきたい。
 
 私はこれらの取り組みにおいては人材育成に取り組んでいるつもりがない。まったくない。背中を押してあげさえすれば若者は伸びる。育てるのではなく伸びてもらう。モノづくり×セキュリティの分野で、私が若者だった時に欲しかったが当時たどりつけなかった場を作ってあげたいという思いが一番にある。
 
■ 私が若者だった時に欲しかった場づくりの3 大要素
(1)自らの手を動かす環境
 ”なぜそのセキュリティが必要か”を自ら理解するために手を動かして体感できる場
(2) 自ら考えるきっかけ
 ネット上にたくさんある情報の中で本質を捉えるために必要なチカラを養える場
(3) 尊敬できこうなりたいと思える背中
 尊敬し目標とできるかっこいい背中をたくさん見ることができる場
 
 こういった学校や塾とは違う場づくりを大切にした。
 
■ その効果
 愛媛で実施したハンズオンセミナーのアンケート結果(図1,2,3)からも、場づくりの大切さが読み取れた。こういった明るい場が、不安を興味に変換してくれるきっかけとなっている。

図1 セキュリティを体験し学ぶ場の現状(R=61)
 
図2 今回のイベントが体験し学ぶ場になるか(R=61)
 
図3 定性的コメント抜粋

 
■ 場づくりの先にあるエコサイクルモデル
 さらに、私が各所の場づくりに際して地域にご提案しているエコサイクルモデルを図4 に示す。
 

図4 エコサイクルモデル

 
 場づくりから地域の自発的なエコサイクルに成熟させていきたい。そのためにも場作りの小さな成功事例を積み上げていくことが大切である。それがボランティアベースであっても始めることに意義がある。こういった場で仲間を作って広げてもらいモノづくりとセキュリティを地域の文化の一つに加えていただければ嬉しい。
 
 今年も、こういった私の小さな活動が未来の何かの役に立ってくれることを夢見て、ペイフォワード(Pay it Forward)の気持ちで頑張ろうと思う。その一歩目として、一緒に頑張ってくれる仲間たちと、今日も飲みに行くのでした。今日も仕事に励むのでした。
 
 

※記載内容は執筆者の知見を披露されているものであり、著作権は本人に帰属します。







 

 

 

 
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