サイバーセキュリティ月間

2018年2月6日(火) 

明治維新とサイバーセキュリティ

 鹿児島県サイバーセキュリティ協議会
 西川 彰

 
 鹿児島県サイバーセキュリティ協議会の代表を務めております、西川と申します。
 
 今年は明治維新150周年ということで、その頃に想いを馳せてみますと、この国を守るためにと全国を飛び回っていた方がたくさんいらっしゃったのではないかと思います。
 
 特に私が住んでいる鹿児島県には西郷隆盛、大久保利通、小松帯刀などなど沢山の偉人がいて、この国を守りたいという気概を持って行動していました。
 
 その頃と脅威自体は変わっても、情報セキュリティのコミュニティが地方で立ち上がり、守るということを共通の目的とし、セキュリティエンジニアが全国や海外などの様々な土地で行われる勉強会に参加するその姿勢に表れる想いは、今も昔も変わらないのではないかと想像しています。
 
 実際、国を守るというのは大きなことのように思えるかもしれませんが、私たち一人一人のセキュリティへの意識が国を守ることもできれば、被害を与えてしまうきっかけになる時代が来ています。
 
 また、情報セキュリティの業界はビジネスにおける「競合他社」という枠を越え、スクラムを組んで脅威に立ち向かっていきますが、それは稀有な業界であると同時に「同志」と感じる瞬間も少なくありません。
 
 私自身、情報セキュリティの勉強会などに参加するために各地へ赴きますが、勉強会で学ぶということは目的のひとつとしてもちろんあるのですが、それ以上に人との繋がりが大きく、その場その場の出会いも私にとっての宝物で、何より気の知れた仲間とともに過ごす時間は私にとってとても有意義な時間です。
 
 そんな情報セキュリティ業界ですが、まだまだ人が足りていません。
 特に鹿児島などの地方では人もいなければ知識もなく、なかなか取り組みが進んでいないのが現状です。
 
 しかし、その半面攻撃は都市部はもちろん地方に対しても容易に行えるようになってきていて対応は急務です。
 守るということは大変な仕事で、表にはなかなか出ることがありませんが、それでも社会基盤を守り、誰かの役に立つことは非常に意味のある仕事だと思います。
 
 もし、少しでも情報セキュリティに興味があれば、自分が住んでいる地域の情報セキュリティのコミュニティに顔を出してみてください。そこにはきっと同じ志を持った仲間がいるはずですから。
 
 そして今年の大河ドラマは西郷(せご)どんですから、鹿児島から情報セキュリティも盛り上げていきたいと思っていますので宜しくお願い致します。
 

※記載内容は執筆者の知見を披露されているものであり、著作権は本人に帰属します。







 

 

 

 
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