サイバーセキュリティ月間

2016年3月15日(火)

セキュリティエンジニアの恋愛と結婚~一億総活躍社会に向けて~

 内閣サイバーセキュリティセンター(NISC) OB
 市村 裕一郎
 
今回のセキュリティコラムは趣旨を変えて、「セキュリティエンジニアの恋愛と結婚~一億総活躍社会に向けて~」というテーマで最近ご結婚されたNISC OBの市村裕一郎さんと奥様の市村綾乃さんからNISC職員川口がインタビューしたものを掲載します。
 

 

川口「市村さん、お久しぶりです。今回はご協力ありがとうございます。色々とざっくばらんにお話を聞かせてもらえると助かります。」
 

市村裕一郎さん(以下、裕一郎さん)「お久しぶりです。こちらこそ面白い企画をありがとうございます。」
 

市村綾乃さん(以下、綾乃さん)「初めまして。主人がいつもお世話になっています。」
 

川口「綾乃さん、初めまして。企画にお付き合いありがとうございます。気楽にお話にお付き合いいただけたら幸いです。」
 
 
●● NISCを卒業したその後 ●●

川口「昨年、NISCを卒業されて裕一郎さんもかなりご活躍されているみたいですね。こちらの職場でもときどき『(裕一郎さんが)ウェブの記事に出てるよ』という話が出てるんですよ。
 

裕一郎さん「ありがたいことに色々な仕事をさせてもらっています。昨年はNISCも忙しかったんじゃないですか」
 
川口「そうですね。サイバーセキュリティ基本法が施行されて、NISCも情報セキュリティセンターから内閣サイバーセキュリティセンターに変わったこともあって注目されてますからね~。そして6月に大きな情報流出事件もありましたし、てんやわんやだったところはあります。6月の事件はそちらにも余波がいっていたんじゃないでしょうか。」
 

裕一郎さん「めちゃくちゃありましたよ。被害を受けた組織は大変だったと思いますが、あちこちのお客さんが『うちは大丈夫なのか』と大騒ぎしていましたから。日本全国に波及していましたね。個人的には昨年から有償サービスを提供するフロントエンジニア部隊のマネージャ職になって、新たな職責にチャレンジさせてもらっている事もあり、結構仕事に追われていました。」
 
川口「そんな忙しい中、こんな素敵な伴侶をお見つけになったわけですね。」
 

裕一郎さん&綾乃さん「いやー、まあ、そうです。」(笑)
 
●● お付き合いに至るエピソード ●●
川口「お付き合いに至るまでのエピソードを知りたいですね。さまざまなセキュリティインシデントの対応でお忙しい中、精力的に活動されていたんですね。」
 

裕一郎さん「そろそろ結婚したいなと思っていい出会いがあればいいなと思っていたんですよ。一昨年、そんなときに綾乃さんに会いまして、お付き合いするに至りました。ぎりぎりNISCを卒業する前でした。僕はいいなと思っていたんですが、綾乃さんは最初の印象があまりよくなかったみたいなんですよ。」
 

綾乃さん「少し記憶が曖昧ですけど、私の体調も良くなかったこともあって、ちょっと第一印象があまりよくなかったんですよね。」
 
川口「まあ、イケメン裕一郎さんはちょっとチャラくみえますから警戒するところもありますよね~。」
 

綾乃さん「そうですね~。」
 

裕一郎さん「いやー、この部屋暑いな。喉が渇く!!」
 
川口「でも、結局お付き合いするに至ったわけですよね」
 

綾乃さん「はい。意外と?誠実な人だな~と思ったんで。」
 

裕一郎さん「(ヨシ!!)」

 
川口「最初の印象を下げておいて、後から上げていく高度な作戦ですね。普通の人はそんなのなかなかできません。」
 

裕一郎さん「そういうことにしておいてください。」(笑)
 
●● セキュリティエンジニアの仕事 ●●
川口「僕らの仕事はセキュリティインシデントが発生すると、その対応をするために帰宅が遅くなったりするじゃないですか。昨年も多くの事件が発生してお忙しかったと思うんですが、その事情を理解してもらわないと大変じゃないですか」
 

裕一郎さん「そうなんですよね。そこを理解してもらっているのが助かっています。どうしてもお客様のところで何か起こると我々はその対応にいかなければならないですし、社内でもあらゆる調整や対応が必要になるので、帰宅時間が遅くなってしまいます。悪いなと思いつつ、理解してもらえる人なので結婚に至ったというか。」
 
川口「いいですねー。綾乃さんは『彼は何をしているんだろう』と不安になったりしないですか。」
 

綾乃さん「お仕事の内容は全くわからないのですが、頑張っていることは知っているので、そんなときは何をしているのかなというよりも、体調崩さないかなという心配の方が大きいですね。」
 

裕一郎さん「この考え方をしてもらえるので助かります。遅くなったときに先に寝ててもらったほうがむしろありがたい。」
 
川口「なおさら綾乃さんを大事にしないと。裕一郎さんには日本とともにご家庭も守ってもらわないといけないから、体調を心配してくれる方ができたのは大きいですね。」
 

綾乃さん「仕事が好きみたいなので心配要らないですけど、もし、仕事を変えるんだったら早めに言って欲しいなあ。」
 

裕一郎さん「そのときは支えてあげると言ってもらえるのも心強いなと思っているところです。今の会社は好きですし一緒に成長していきたいと思っているので今のところはその予定もないんですが、気持ちはありがたいですよね。」

 

川口「うわー、この部屋の室温上がってきちゃうなあ。」
 
●● セキュリティエンジニアと恋愛 ●●

川口「セキュリティエンジニアが恋愛をする際に何が大事ですかね。」
 

裕一郎さん「身だしなみと清潔感は今後発展していけるかの最初の関門だと考えています。」
 
川口「バリバリやるエンジニアはそのあたり全然気にしない人もいるから、最初のスタートからつまずく人も多そうだなあ。」
 

裕一郎さん「ちょっとした清潔感を意識するだけでも違うはずなんですが。」
 
川口「裕一郎さん、今度 "セキュリティエンジニアの身だしなみ講座" を開設する必要があるなあ。他にもありますか?」
 

裕一郎さん「あとはポジティブである事、自分の相手に対する想いをストレートにぶつける事も大事だと思っています。エンジニアはシャイな方が多いと思いますが思いきって当たって砕けるつもりで(笑)」
 
川口「その点、裕一郎さんは強そう。綾乃さん獲得レースでは独壇場になってそうだなあ。綾乃さんはいかがでしょうか。」
 

綾乃さん「誠実なことですね。恋愛が始まってうまくいくかどうか重要なポイントかなあ。彼が凄く口説いてきたので様子をみていたんですが、友人に会わせてくれたのも信頼できたポイントです。」
 

川口「誠実さはポイントですね。セキュリティエンジニアに重要な要素ですし。その点、セキュリティエンジニアは向いているかも。きっとこのコラムを読んでいる方も勇気付けられたと思います。」
 
●● セキュリティエンジニアと結婚 ●●

川口「セキュリティエンジニアが結婚をする際に何が大事ですかね。」
 

裕一郎さん「僕らの仕事は何かあったらすぐ対応しなければならないこともあるし、奥さんであっても言えない事とかたくさんありますから仕事に理解があることは大事ですね。私の場合もそういう仕事なんだと理解してもらえたことが大きいかなあ。」
 
川口「確かに。僕らがペラペラしゃべっていたら大問題ですよね。」
 

裕一郎さん「忙しくて遅くなることも多いし、くたくたで帰ることも多いので家庭では癒されたいですよね。それは私だけじゃなくて、奥さんも仕事してるので逆もまた同じことだと思います。お互いに嫌な事はなるべくせず、してほしいことをなるべくするということが大事かなと思っています。」
 
川口「戦場で疲れた戦士を癒す場であって欲しい、と。綾乃さんはどうでしょうか」
 

綾乃さん「思い遣りと協力体制が重要かなと思っています。お互い全く異なった仕事をしていますので、仕事内容や大変さを全て理解するのは難しいかな。特に夫の仕事は何かあったときにはすぐに対応しないといけない仕事と聞いているし、セキュリティの仕事だけに言えない事もあると聞いています。」
 
川口「お互いの仕事の内容を全部言えるわけではないですもんね。」
 

綾乃さん「相手が大変そうにしていれば絶大なる信頼関係の元、それを支えていく事が必要だなと思っています。それによってお互い気持ちよく生活する事が出来かなと。相手の状況をなんとなく理解して出来る方が家事をするとか、忙しそうにしていればしてあげるとか、やっぱり思い遣って協力していくことにつきると思います。」
 

川口「信頼関係がベースにあって、思い遣りですね。仕事の内容を細かにいえないからこそ、信頼関係を作ることを忘れちゃいけないというのは大事なことですね。」
 
●● 今後の目標 ●●

川口「裕一郎さん、今後のお仕事の展望について聞かせてください。ご結婚されて仕事のスタイルや目標が変わってきたんじゃないかと思うのですが。」
 

裕一郎さん「今までは基本的に遅くまで残って働くといった事も多かったんですが、そこを見直さなきゃいけないと思っています。マネージャ職1年目ということもあって、多くの学びや課題が見つかってそれを考えたり相談したり、緊急対応したり。ただ、仕事のやり方やスタイルを変化させて質の良い仕事をスピーディーにこなしていけるようにしたいです。綾乃さんをいつまでも待たせてはいけませんし。」
 
川口「綾乃さんという守る対象が増えましたもんね。」
 

裕一郎さん「本当にそうですね。仕事のバランスを考えていくことも大事だなと思っています。組織能力を向上させていくことも大事な仕事なので、メンバー一人一人が自律して目標に向けてアクションをとっていけるように、そして私も一緒にメンバーと成長していきたいと思っています。また、仕事を自分で抱え込むのではなく、メンバーが新たな事にチャレンジして成長する良い機会ととらえて仕事をまかせていくことも大事なことだなと思っています。」
 
川口「一人で出来る範囲では限りがありますし、日本全国を守るためにも後進育成をやって欲しいですね。」
 

裕一郎さん「頑張ります!!」
 
川口「本日はご協力ありがとうございました。素敵なお二人のお話をたっぷり聞くことができて、こちらまで幸せな気分になりました。」
 

裕一郎さん&綾乃さん「こちらこそありがとうございました。」
 

川口「末永くお幸せに。」
 

 
インタビュアー 情報統括グループ 川口 洋

 

※記載内容は執筆者の知見を披露されているものであり、著作権は本人に帰属します。







 

 

  

 
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