サイバーセキュリティ月間

2015年3月9日
 

偽サイトにだまされないために

 

株式会社カスペルスキー 情報セキュリティラボ
チーフセキュリティエヴァンゲリスト
前田 典彦

 

 インターネット上には、無数のホームページがあり、様々なサービスを提供しています。ショッピングサイトもその一つ。多くのショッピングサイトが、真っ当に運営されているなか、一部のサイトで、偽ブランド商品の販売や発注・代金振込後、商品を送付しない詐欺行為をはたらくものが存在します。ここでは、こういったホームページを偽サイトと呼ぶことにします。これらのサイトに対しては、警察当局と日本国内の弊社をはじめとするセキュリティベンダーが協力し、ウイルス対策などのセキュリティソフトを導入していれば偽サイト閲覧をブロックするよう対応を日々行っています。これらの機関・会社からは、注意を喚起する発表や啓発活動が多く行われています。

 こうした偽サイトにだまされないために、怪しいホームページには近付かず、ましてや買い物はしないことが、予防策としてとても重要であることが説かれます。そのためには「何を以って怪しいと思うか」を知っておくことが必要です。そこで、これらの偽サイトと、正当なサイトを見分けるコツをいくつか挙げてみます。

■高価なものが、とても安く販売されている場合
→ たしかに怪しいです。ただ、これだけで判断することは早計です。

■会社情報を確認する
→ 会社情報が明示されていないところは、疑ってください。
→ 会社情報がある場合でも、メールアドレス・電話番号・住所など、連絡先となる情報を確認しましょう。
・ メールアドレスにフリーメール(例えばYahoo!メールやGmail、Hotmailなど)を使用しているものは、疑ってください。・ 電話番号の記載がない、あるいは、あったとしても携帯電話の番号である場合は、疑ってください。
・ 住所は、架空のものでないか確認しましょう。存在しない住所の場合は論外です。実在する住所なら、地図で確認しましょう。 明らかに会社やお店でない場所を住所として掲載していることがあります。

■クレジットカードが使用できるかを確認してください。
→ 偽サイトの多くは、クレジット決済ができず、銀行振り込みなどの決済方法に限定されている傾向があります。

■ホームページに書かれている日本語表現を確認
→ 少しでも不自然と感じる日本語が使用されている場合は要注意です。

 繰り返しとなりますが、ウイルス対策をはじめとするセキュリティソフトを最新状態で使用していれば、このような偽サイトへの不用意なアクセスを止めてくれる可能性が高いので、いちいち地道に確認を行う必要もありません。ただ、「怪しい」ものを見極める目として、ここで挙げたいくつかのコツを役立てて頂き、ホームページの正当性を総合的に判断すれば、仮にセキュリティ対策ソフトが反応しないところであったとしても、被害から自分自身を守ることができるはずです。
 
※記載内容は執筆者の知見を披露されているものであり、著作権は本人に帰属します。
 






 

 

 

 
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