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DICTはオンライン児童の保護に関するITU-ASEANワークショップをホスト
Department of Information and Communications Technology
Content Development and Web Coordination Editor
Mr. Jonathan Q. Rodriquez
 
 ITUとASEANは情報通信技術省(DICT)と協力して、オンライン児童保護に関するワークショップを2016年9月13日及び14日にQuezon Cityのホテルで開催しました。
 
 ワークショップには、ASEAN加盟国(AMS)が参加し、Stairway Foundation Inc.、Philippine National Police – Anti-Cybercrime Group (PNP-ACG)、ECPAT Philippines、ICT Watch Indonesia、The Asia Foundation Philippines、Privacy Commission Philippines、Child Protection Network Foundation, Inc.等の組織の代表者を招待して、次世代のための安全なサイバー環境構築に向けたイニシアティブの強化を図りました。
 
 DICTの Rodolfo A. Salalima大臣は基調講演で、このイベントが新たに設立された政府機関の初めての国際イベントであり、ITU-ASEANによるオンライン児童の保護に係る戦略フレームワーク策定イニシアティブに対する同組織のコミットメントの証であると述べました。また彼は、「我々の国民や児童に我々の生活や時間を捧げた時、光明は最も明るく輝く。」と語り、より良いオンライン児童保護に関するポリシーの作成に対する各国代表団の所感を求めました。
 
 ITUのAurora Rubio氏は、オンラインの世界ではオンライン児童保護の実装に係る定義や開発状況が国によって異なるため、世界的、地域的或いは国家的な協力が難しい中、様々なAMS諸国に対し、特に若い世代を中心とした全員をオンライン上で安全に保つという、加速するニーズを促進するための協力を求めました。彼女は、ワークショップが終了する頃には、ASEAN諸国による効果的な各国及びASEANのオンライン児童保護フレームワークや計画の開発及び実装に参加者が貢献・支援できるようになることを期待していました。
 
 ワークショップにおいては、招待した組織の専門家からの助言とともに、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム等で行われるオンライン児童保護の様々なイニシアティブが共有されました。Stairway Foundation Inc.と教育省の支援を得て、参加者は地域から参加した若者、その両親、学校の先生等との相談会に臨みました。これを通じて、参加者は価値ある若者の見解を理解することができ、Stairway Foundation Inc.のYsrael Diloy氏は若者を「オンライン児童保護分野の専門家」であると語りました。
 
 若者も参加し、ASEANオンライン児童保護フレームワーク(案)に関する提言が発表された分割セッションのモデレータはMaria Roda Cisnero弁護士が務めました。ワークショップは、オンライン児童保護の議論をより良いポリシーに導くための洞察を提供した、Aurora Rubio氏がモデレータを務めたマルチステークホルダのパネルディスカッションで終了しました。
 

 
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